メタボリックシンドロームと診断されると、動脈硬化が進行し、脳梗塞・心筋梗塞などの重大な病気のリスクが高まります。症状が出てからでは遅いため、早期発見・早期対策が重要です。
メタボリックシンドロームの判定基準
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満に加えて、「高血圧」「高血糖」「脂質異常」のうち2つ以上が重なった状態を指します。
(1)内臓脂肪の蓄積(必須)
- 男性:ウエスト周囲 85cm以上
- 女性:ウエスト周囲 90cm以上
(2)高血圧
- 収縮期血圧(上)130mmHg以上
- 拡張期血圧(下)85mmHg以上
(3)高血糖
- 空腹時血糖値 110mg/dL以上
(4)脂質異常
- 中性脂肪 150mg/dL以上、または
- HDLコレステロール 40mg/dL未満
(1)に加えて(2)〜(4)のうち2つ以上当てはまると、メタボリックシンドロームと診断されます。
危険因子が重なると危険性が急上昇
メタボリックシンドロームによって引き起こされる病気の危険性は、危険因子の数と大きく関わります。例えば心臓病の場合、危険因子が無い人の危険度を1とすると:
- 1つ持っている人:5.1倍
- 2つ持っている人:5.8倍
- 3〜4つ持っている人:35.8倍

3つ目から危険度は急激に上がりますので、相当な注意が必要です。
症状が出てからでは遅い
メタボリックシンドロームも生活習慣病(脳卒中・心臓病・高血圧・糖尿病・肥満など)も、はじめは症状が現れにくいのが特徴です。「痛い」などの自覚症状が出た頃には、病気がかなり進行していることが多いのです。
それらの進行を食い止めるには、症状が出る前の早期発見が重要です。定期的な人間ドックで、自分の健康状態をチェックしましょう。
